ゴキブリを秋に駆除する理由は?繁殖させない方法は?秋にやっておきたいゴキブリ対策とは?
2016/09/17
先にお伝えしておきますが、嫌な画像は一切ありませんので
安心してご覧下さい^^
猛暑も落ち着いてきて、だんだんと秋の気配。
夏の害虫やゴキブリも、だんだん減ってきたかな?という今日この頃・・
ですが?
なんと、ゴキブリをを発見してしまいました!
秋になってからもう3匹目、しかも大人なやつ。
出てこられたらめっちゃ厄介な害虫ですよね。
友人宅でも、秋になるとどこからともなく現れるんだと(; ̄ー ̄A
駆除しても駆除しても、なんだか永遠と果てがないゴキブリとの闘い。
今回は、このゴキブリの駆除についてどうして秋に駆除するのか?
繁殖させない方法や対策をまとめましたので、是非この機会に
来夏のゴキブリ激減を目指せるポイントを、マスターして頂ければと思います。
ゴキブリを秋に駆除する理由は?
夏のゴキブリハイシーズンが終わり、闘いが一見終わったかのように思われますが
実はこれからが闘いの本番。
ゴキブリの繁殖が最も多いのが秋って、ご存知でしたか?
この時期に卵をたくさん産ませてしまうと、来年の春には
ゴキブリが大量発生してしまう結果に!!!
夏から秋にかけて繁殖したゴキブリ達は、温かい家の中で寒さを凌ぎ
ひっそりと冬をやり過ごそうとしている状態なのです∑(゚□゚;)
ここは何としても、絶対に阻止しなければいけません。
そもそもゴキブリには、活動する上での適温があるそうです。
- 20~32度前後だと、活発に活動できる
- 20度以下では、活動が鈍り卵も孵化出来ない
- 10度以下だと、幼虫は成長することが出来ない
- 32度の高温では、活動は鈍る
- 35度を超える高温になると、動けなくなる
- 42度を超える高温で、体内のタンパク質が固まり死ぬ
42度を超える高温で、体内のタンパク質が固まり死ぬって・・・
人間でも耐えかねる温度ですよね^^;
そして、家に出没するゴキブリは2種類。
それぞれに、生息場所と冬越方法が異なります。
★屋外・屋内で生息可能。
★卵・幼虫の状態で、暖かい場所に身を潜め凌ぎます。
★屋内でしか生息出来ない。
★成虫のまま、暖かい場所に身を潜め凌ぎます。
ゴキブリの活動期間は、一年中です。
流石にこんなのいちいち把握しながら、ちまちまと戦ってはいられません。
ですが、この繁殖時期である秋のうちに駆除すれば
最も効率よく、ゴキブリを殲滅する事が可能になります。
冬を越えさせてはならない!!!
これが、秋に駆除する最大の理由です。
冬は冬で、出ないから冬眠しているわけではなく
殆どのゴキブリが卵・幼虫の状態で寒さを凌いでいるのだそう。
この状態で確実に活動を進めながら、温かくなるのを待っているので
そうさせないためにも、この秋にもうひと頑張りしましょう。
ゴキブリを繁殖させない方法は?
ゴキブリは20度以下では、活動が鈍り卵も孵化出来ないとありましたが
冬は活動が鈍くなるだけで、冬眠しているわけではないのでお忘れなく。
家の中
暖房の効いたお部屋、使用している電気機器や電線管の中等には
ゴキブリが身を寄せ合って寒さを凌げる適度な隙間があります。
断熱材・ダンボールの間の隙間はとても温かく格好の繁殖場所になります。
外
下水道の中や、何かの施設の電力盤・動力盤・公衆トイレの壁の内側など
色んな所で寒さを凌いでいます。
ゴキブリが生きていけない所等、殆どありません。
かといって、ゴキブリが嫌う環境を作り生活していく事も出来ません。
このようにゴキブリは、環境に対する順応力という武器を持っています。
一匹でたら全力で退治したいと思うでしょう。
大人のゴキブリを一匹退治しただけでは、根絶やしにすることは出来ず
ましてや、今後の発生を抑えることなど不可能。
大事なのはゴキブリの発生そのものを抑えることです。
出来れば寄せ付けない。
具体的に、どのような方法で繁殖を防ぐのか見ていきましょう。
ゴキブリは、柑橘類の匂いを嫌います。
柑橘類の中に含まれる、「d-リモネン」という成分がゴキブリにとって有害な物。
d-リモネンは、柑橘類の皮の中に最も多く含まれているそうです^^
レモンの果汁をほんの数滴、水に混ぜてゴキブリに吹き付けると
動けなくなる程、効果が高いのだそう。
蚊やハエといった他の害虫も寄せ付けない防虫効果もある為、柑橘類の皮を乾燥させて
お部屋の隅において置きましょう。
ゴキブリは刺激のあるハーブの匂いも苦手です。
ハーブから抽出したアロマオイルや、乾燥させたポプリもゴキブリ予防になります。
- ミント、ハッカ類
- レモングラス
- セロリ
- キャラウェイ
- クミン
※甘い香りのハーブは、逆にゴキブリを寄せ付けてしまうので気をつけましょう。
ゴキブリが好む暗がりに落ちているフンや卵を発見したら、即効駆除します。
その際、素手では絶対に触らない事。
特にゴキブリのフンは、危険な病原菌の塊り。
赤痢菌や、食中毒の原因となるサルモネラ菌が多数生息しています。
細菌に感染し、病気を発症する可能性もある為マスクや手袋を着けて
駆除するようにして下さい。
卵は、耐熱容器などに置き熱湯をかけて中身を駆除。
既に孵化している卵の殻を発見した場合は、バルサンなどを焚きましょう。
1つの卵からは、約20匹のゴキブリが産まれる為成長させてはいけません。
見るのもおぞましく、ましてや駆除なんて・・・
でもここで踏みとどまって貰わなければ、また繁殖を繰り返される事になる。
成虫駆除も大事ですが、果てがありません。
新しく増殖する卵や幼虫を見つけて、いち早く駆除する事で
繁殖を抑えることが出来るのであれば、迷っていられませんよ!!!
家の中で、ひっそりと冬をやり過ごそうとしているゴキブリ達を
絶対に「越冬」させないことが、来夏のゴキブリを激減させるポイントだから。
秋にやっておきたいゴキブリ対策とは?
先にもお話したように、ゴキブリが寒さを凌ぐための
快適な隠れ場所はどこにでもあるという事。
家の中が寒くなれば、通電した電気機器や電線管の中等に移動して寒を凌ぎ
外が寒ければ、排水を伝って年中ある一定の温度を保っている下水道や浄化層にお引越し。
環境に対する順応力にはほんっと驚きますよね^^;
しかし、対策をするのとしないのでは断然違います!!!
生活を脅かす天敵は、あの立派な害虫に成長してしまう前に撃退すべし (`Д´)
ゴキブリ対策
20~32度前後の外の暑さや寒さに弱い。極端に乾燥した場所も苦手。
家具と壁の間の隙間は広く取ること。
熱気がこもる、電化製品の周りの通気性はよくしておきましょう。
台所では、ビール・ジュースの飲み残しを置かない・洗物は溜めずに速やかに片付ける。
特にアシダカグモは積極的にゴキブリを捕食します。
このクモは、巣をつくらない・成虫は全長10cmを越えることもある大型のクモ。
家の中のゴキブリを狩り尽くすと、その家から出て行くそうです。
ゴキブリにとっては天敵・人間にとっては益虫と言える存在なので
見かけたら、あえて駆除せずにおくといいでしょう。
柑橘系の香りや、ハーブなどを部屋の隅や暗い場所に設置する。
アルコールや食器用洗剤をかけると呼吸困難で死ぬ
ゴキブリは、口で呼吸ではなく体中にある「気門」と呼ばれる所で呼吸をします。
ゴキブリの体は、水分やゴミでをこの「気門」をふさがないように
全身脂で覆われているのですが、アルコールや洗剤はこの脂を洗い流し
「気門」をふさぐ為、ゴキブリは呼吸できなくなり死んでしまいます。
アルコールは、100均等で販売されているもので十分効果を発揮します。
食器用洗剤は、ゴキブリが嫌う柑橘系の物にすれば忌避効果もあって更に効果的。
ゴキブリの事を知るというのは、何だかちょっと気が進みませんが
対策をするだけで、ゴキブリが出なくなるようなら安いものですよ^^
しかし、あくまで対策なので出現を抑えたり・遠ざけたりする事は出来ても
この方法でゴキブリを駆除する事は出来ません。
手に負えない場合は、業者さんに頼むと言う選択肢もあるので
早めに相談されてくださいね^^
まとめ
快適な生活を脅かす天敵は、今の時期に一網打尽にしておきたいものです!
が、
ハーブを用意→猫を飼い→柑橘系の食器用洗剤を使う→クモを置く・・・・・
私達の生活環境を、ゴキブリが嫌う環境に全て整えるには無理がありますよね^^;
出来るところから、出来る限りの対策をして冬越えを阻止しましょう!!!