七五三はお寺でもいい?お寺でも初穂料?お金を包むのしの表書きは?
2016/07/17
今年2016年もそろそろ、七五三の季節が近づいてきました^^
一生涯だと、女の子も男の子もたった2度しか訪れない
七五三。
親にとって、我が子も成長したなぁと感慨深くなる瞬間ですよね^^
成長した我が子の晴れの舞台は、家族全員が嬉しいもの。
子どもにとっては、なんだかいつもと違う服装で何するんだろう?って
ドキドキワクワクしてしまいそうです。
さて今回は、お寺でも七五三のお参りは出来るのか?
お寺の場合だと、玉串料や初穂料はいくら?
お金を包むのしの表書きはどう書くのか?
についてご紹介していきます。
1章 お寺でも七五三のお参りは出来る?
◆七五三の由来◆
七五三の起源は室町時代といわれています。
当時は生まれたての赤ちゃんが、亡くなる事が多かったため
生後3年~4年経過してから、当時の戸籍に登録していたそう。
子供が3歳、5歳、7歳になると、神社や寺などに行き
子供がこの年まで無事に成長しましたよ、という感謝と
ますますの成長と子供の幸せを、神様にお願いするようになった事が
由来となっています。
◆お寺でもお参りは出来る?◆
本来は氏神様に、ここまで大きく成長しましたよと
報告をするもの。
ですが、信仰の自由という部分で神様ではなく
仏様に感謝の気持ちを表す、という意味では同じなので
お寺でお参りをしても、全く問題はありません。
元々は神社の行事だったものが、お寺でも行う行事と
なっているようです^^
余談ですが、お寺でも「地鎮祭」のお祓いを行います。
神前結婚があるのと同じく、「仏前結婚」もあります^^
お寺や神社も、ニーズに合わせて変わってきているのかもしれません。
◆間違えないで!お寺での参拝マナー◆
お寺と神社では、仏教と神道という違う教えなので
参拝のマナーも違ってきます。
お寺では基本、手を叩かない事。
神社のような二拝二拍手一拝ではないので
覚えておくといいでしょう^^
お寺では、お賽銭を入れてから静かに両手を合わせて合掌します。
◆お寺で行う際の注意点◆
お子様と夫婦だけで、お参りする分には全く問題ないのですが
おじいちゃん・おばあちゃん、親戚の方が参加する場合は
なんでお寺でするの???
神社で行うのが一般的なのに、どうして?と
困惑されないように、事前に説明は必要かと思います^^;
2章 お寺でも初穂料?でいいのか
◆お寺でも初穂料というのか◆
初穂料とは祝詞をあげてもらったり、祈祷を受けたりする際に
神社に渡すお礼のことです。
間違っても、お寺では使いません。
七五三に限らず、お寺ではすべて御布施という形で渡しましょう。
なぜ、御布施???
お坊さんに渡すものではなく、御本尊の前に御供えする物だからです^^
◆金額◆
お寺によっても違う為、お寺に聞いてみないと分かりませんが
七五三の場合の金額の相場は、5000円~10000円。
またお寺ですると決まった際は、七五三の祈祷が出来るかどうか
お寺によっては、七五三を行っていない所もたくさんありますので
お寺に聞いてみて下さい。
あと、予約制なの?そうでないのかも前もって確認しておきましょう。
3章 お寺でのお金を包むのしの表書きは?
七五三をお寺にお参りするという人は、のし袋に何と記入すれば良いのでしょうか?
表書きは「御布施」と書着ましょう^^
「御供」や「御仏前」と書いても大丈夫です。
先にもお話したように、神様やに渡すものではなく
お寺の御本尊の前に御供えする物なので、穂初料とは書きません。
また、丁寧にする場合「七五三詣」と添書きをします^^
書き方は?
中央のやや上に、「御布施」と記入し
その右上にお布施の文字より、少し小さめの大きさで
「七五三詣」と記入しましょう^^
ボールペンで記入してもOKですが、マナーとして万年筆や筆で
記入するが適切です。
まとめ
いかがでしたか?
お子様の健やかな成長を願う一大イベント^^
最近では、お寺で行うご家庭も年々増えてきています。
家族で話し合って決めたのなら、神社の神様ではなく
仏様に成長のご報告と、ますますの健やかな成長を
お願いしましょう^^
親子共に、記憶に残る七五三になりますように・・・